神田川を歩く (6)上り②

腹ごしらえも済ませ、中野新橋駅前から再出発です。結構歩きましたが、まだまだいけます。

ところどころ川沿いを歩けないところもありますが、ほぼ川沿いを進んでいけます。川幅がまた狭くなってきました。2段になっているのは通常と増水時なのでしょうか。川の様子が高田馬場周辺と随分違ってきました。

地下鉄の中野富士見町駅の脇を抜け、本郷通りからそれて川沿いを進みます。しばらく行くと、善福寺川との合流点になります。善福寺川はここから西方向に遡って行きますが、我々はもちろん神田川の沿って南西方向に行きます。

善福寺川との合流点

善福寺川の合流点から栄橋までの間、右手に団地、左手に東京メトロの中野検車区を見ながら進みます。栄橋を過ぎ、睦橋(むつみばし)を過ぎると川は割と大きく西にカーブしていきます。

心なしか周辺の建物の間に余裕が見えるようになってきました。ゆったりした郊外の風景になってきました。

ここからしばらく歩いていくと、環七通りと神田川が交差します。我々も環七を渡り川に沿って歩いていきます。

すぐに「泉南緑地」という公園のようなスペースがあります。東京都建設局の水処理施設の脇に作られた緑地です。治水管理のための施設だそうです。

川周辺の空間がだんだんと広く使われるようになってきました。

近くに和菓子屋があったので、柏餅を買って頬張りながら歩きました。ちょうどいいおやつになりました。疲れると甘いものが最高です。

ここから先は河岸に公園や緑地帯が増えてきます。

泉南緑地

このあたりからところどころでカモの群を見かけるようになります(カモの種類はわかりません)。川の水もかなりきれいになっている気がします。相変わらずコンクリートで殺風景なのですが、生き物が見えると全然違います。

水鳥の群

すっかり郊外の雰囲気になってきました。相変わらず住宅が多いのですが、こういう感じのところが目立ってきました。遊歩道を散歩をする人を多く見かけます。

日本大学鶴ヶ丘高校のグランド、新泉和泉小中学校の脇を抜け、さらには井の頭通り、京王井の頭線を超えていきます。学校が多く、しかも施設も大きなものが多くなっています。永福学園の近くで川がS字にカーブしていきますが、このあたりは緑が豊かでとても気持ちい道です。

永福学園前

地図で見ると、この周辺には実に多くのお寺や神社があります。お好きな方は散策されてはいかがでしょうか。

永福橋を過ぎると大きな公園があります。「下高井戸おおぞら公園」です。この公園を左手に見ながら川と住宅街の間を進んでいきます。遊歩道は石畳のようになっていて、なかなか感じが良いです。

だんだんと陽が傾いてきました。ちょっと急がないといけません。

神田橋まできました。神田川には140もの橋がかかっているそうですが、そのうち神田橋が3つもあるそうです。重複しても構わないのですね。

さらにどんどん進みます。かなり疲れを意識するようになってきましたが、ペースアップしないといけません。

このあたりからしばらく河岸に立派な樹木が目立つようになります。川と歩道の間ではなく、川と歩道の外側から川にせり出しています。自転車で走っていると枝に頭をぶつけそうです。

両岸の住宅がマンションではなく、ほとんど一戸建ての住宅になってきました。ちょっとリッチな雰囲気です。静かでおしゃれな住宅街の間を神田川がひっそりと流れています。

だいぶん薄暗くなってきましたし、少し寒くなってきました。あと少しだからがんばろう!

途中でこんな橋に出会いました。梢橋という橋ですが、真ん中あたりが丸く膨らんでいます。欄干や柱の作りも凝っています。橋のデザインも気にしているとけっこう面白いものです。

梢橋

梢橋、鎌倉橋と過ぎると「塚山公園」という木々が鬱蒼と繁った公園があります。この公園脇にある塚山橋も凝っています。石作りの重厚なもので、欄干に細工が施されています。見応えのある作りですね。

ちなみに塚山公園は縄文時代の遺跡跡らしいです。

さあ、ラストスパートです。

今回はここまで。(7)へ続く

2018年12月 藤森

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