学生ランチ調査

はじめに

カミサカプロジェクトのスタートとほぼ同時に行ったのが、東京富士大学学生のランチ実態調査です。この調査結果をもとに、カミサカプロジェクトでどのような企画を行うことが地元商店街の活性化につながるかを確認することが目的でした。

カミサカエリアの主な店舗は飲食店です。それ以外のお店もありますが、大多数を占めているのは飲食店です。であるならば、このエリアに通学している学生たちがどのような昼食のとり方をしているかを調査することは基礎的なデータとして重要です。

もちろん夕食も重要なのですが、学生たちは地元の居酒屋などをコンパ等で利用することはありますが、普段は授業が終わるとそれぞれの地元に帰ってしまいます。カミサカエリアを日常的に利用するとすればやはり昼食ということになります。

また、このエリアの飲食店を利用するのは学生ばかりでなく、近隣で働く人々や他の学校の学生なども考えられますが、調査のしやすさから東京富士大学の学生に限定しました。その調査結果が他校の学生にもある程度はあてはまると考えました。働く人々や地元住民についてはあまりに雑多になるため、当面は省きました。

高田馬場は学生の街とも言われます。学生のおおまかな動きを把握し、そこに何らかの企画を打つことで活性化を図れるのではないかと考えたわけです。

調査の方法

調査は東京富士大学の藤森大祐(経営学科教授)のゼミナールが中心となって行いました。

調査の方法は、東京富士大学の学生たちへのアンケート調査を行いました。アンケートはゼミの学生たちが他のゼミの先生方に協力をいただき、それぞれのゼミ生たちにアンケートをとってもらうという形で実施しました。期間は、アンケートを2017年の6月半ばから7月初めにかけて行いました。

アンケートの結果

アンケートの内容や結果をここですべて紹介することはあまりに煩雑になるので、簡単に記載しておきます。

内容は学生たちが昼食を食べる際にどのような行動をとっているのかを調べるものです。ちなみに東京富士大学には学食がありますが、席数はそれほど大きくありません。もともと建物の規模が小さいということもありますが、周辺にいくらでも食事をするところ、買うところがあるからということでもあります。

アンケートにこたえてくれたのは約400名です。男性が約6割、女性が約4割くらいの内訳です。

そこで見えてきたのは、地元の個人店を頻繁に利用している学生は、学食やチェーン店やコンビニよりも少ないということでした。最も多かったのがコンビニで、それから学食、チェーン店と続きます。特に女性はコンビニ利用が多い傾向にありました。

学生が学食以外で昼食を選ぶ基準は、味はもちろんですが、コスパが高いこと、大学から近いこと、待ち時間が短いことなどが上がっています。

特に着目した点は、よく利用する飲食店、つまりいきつけのお店は6割ほどが1〜4店、2割は全くないという状況でした。5店以上は2割以下でした。

以上のことから言えることは、学生が昼食を選ぶ基準を満たすお店はカミサカエリアには数多くあるにもかかわらずあまり利用されていないということであり、さらにいきつけのお店が数店に限定されているということです。そしてそれが増えないまま卒業していくということです。

活性化のための企画案

つまり、学生たちのニーズに合うお店はエリア内に数多くあるにも関わらず、あまり利用されていない。それはなぜかというと、個人店の場合初めて入るのにハードルが高いということ、したがって同じお店にばかり行って新しいお店を開拓しないということです。

そこで考えたのが、学生たちのいきつけのお店を増やすことが重要ではないかということです。それを促進するための企画を考えようということになりました。それが2018年に行った「スタンプラリー」です。

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